フィスバのレース、納めてきました。
出窓に輸入サッシを入れるお客様から<フィスバ>のお取り扱いはないか?と
お問い合わせをいただき、マルタにお声をかけていただきました。
フィスバとは、知っている人は知っている「スイスメイドの高級インポートファブリック」。
アパレルではグッチやエルメスなど世界中で認められた「ブランド」がありますが、
ファブリックでは現在、このフィスバだけがブランドとして認められているのでは
ないでしょうか。
単なる「生地」ではなく、アート的要素を取り入れた最初のファブリックブランドであり、国内外の多くのファブリックに影響を与えています。
常に新鮮で感度の高いデザイン性と高品質な素材を発信することが変わらぬ哲学であり、
その独創的なコレクション と品格へのこだわりゆえに、1819年の創業以来、世界で広く
“オートクチュール”と称賛されてきています。
今回のお客様のご要望は「出窓を飾るレース」。しかもフィスバでとの事。
ベースのファブリックはプレーンなアイボリーの無地レースを、そしてその足元に
マクラメのレースを縫いつけた、エレガントレースにしました。
マクラメとは、もとアラビア語で<飾り房>。
ひもや糸などを結び合わせながらいろいろな幾何学的模様を作るもので、
袋物やベルト・テーブルクロスなどに利用されますが、
エレガント系のレースにも使われます。
通常は2倍ヒダや2.5倍ヒダのレースにあしらうことが多いのですが、
今回はフィスバ社からのオススメで、ワンプリーツで仕上げてみました。
すると「エレガントなのにシンプル」といった雰囲気で、とても感じが良く、
施主様もとても気に入っていただきました。
カーテンは元々フィスバのビスコンテという、代表的なベルベット。
とても丈夫で、しかも色の深みのあるベルベットです。
マクラメレースとの相性は、勿論、バッチリ。
でも今回はカメラを忘れてしまいました、残念!
by imaruta | 2011-07-28 22:25 | ★施工現場行って来ました