今日から冬のSALE、期間中にギャベ展も開催
今日から「冬のSALE」がスタートです。
今回のオススメは「あったかアイテム」です。
昨日は「メリノウールゴールドラベル100%のカーペット」と
「ノルウェーのロロスツイードのひざかけ」をご紹介しました。
今日は12月7日(金)~9日(日)の3日間のみ、マルタ店内で拡大展開する
「ギャベ&キリム展」をご紹介します。
マルタでは10年以上前から販売しており、どちらかというと「拘り度合が高い方」が
選ばれる商品として、また他店との差別化商品としてギャベを販売してきました。
ところがこの1,2年、婦人雑誌で特集されたり、全国の家具屋さんが「ギャベ展」を
開催することによって、知名度があがり、特に今年は大人気で商品が品薄状態・・
という初めての状況となりました。
先日 富士木材さんのイベント「わたしのいいことLIFE」展でもマルタからギャベを
展示させていただきました。
会場にはサノユカシさんのアートやシニリンツさんの手作り
北欧雑貨などともに並んでいましたが、来場者の方の関心度も高く、今日もお店に
「フジモクさんでみたんですけれど」」」といって訪ねてきた方がいらっしゃいました。
富士市におけるギャベの関心度も上がってきたのだなあと感じました。
そもそも「ギャッベ」って一体何なの? ということですが、
ペルシャ語で「目が粗くて毛足が長い絨毯」を意味するそうです。
イラン・イスラム共和国の南西部に位置するシラーズ州を遊牧するカシュカイ族や
ルリ族などによって織られる遊牧民の手織り絨毯の略称でもあります。
もともとは、山岳地帯を移動する生活の中で、羊の毛をざっくりと織ってふかふかに
仕上げて、「ベッドとして使うために織られてきた手織り絨毯」だそうです。
イランのペルシャ絨毯の市場では、その粗くて重い形状から「ギャッベ(garbage=ゴミ)」
として日の目を見ない商品だったのですが、ペルシャ絨毯のバイヤーが織子さんたちが
日常的に使っている「ギャッベ」に目をつけて。近年市場に広がり、段々と品質も
向上してきているのです。
マルタでは年間を通じて販売していますが、特に1月末に毎年開催している「手織絨毯展」
でもギャッベはご紹介していますが、どちらかというといわゆる「ペルシャ絨毯」がメイン
であるため、今回はギャベだけを切り取って、12月に開催することになりました。
1つ1つが手作りで、全く同じものがないのが手織ギャベの良さ。
そこには必ず出会いがあります。
ですので今回もどんな商品が入ってくるのかは我々も前日までわかりませんが、
いくつか商品をご紹介したいと思います・・。
毛足が長く、粗野な雰囲気もするギャベですが、モダンな住宅・スペースでも
意外とマッチするのです。
柄にもよりますが、色々なバリエーションがあります・・
ホンワカとした雰囲気は、とっても癒されます・・
ねっ、楽しいでしょう?
12月7日(金)~9日(日) マルタ内特設会場にて
世界中に我が家にしかない1枚を。
by imaruta | 2012-11-23 18:16 | ◎スタッフの独り言◎