「リビングだけ、マルタさんでお願いしたいのですが・・」
<富士市のカーテン・インテリア専門店マルタのブログです>
最近、カーテンのお客様が増えてきました。
特にハウスメーカーで建てている方がいつもより増えている気がします。
「何故、マルタにきていただいたのですか?」と尋ねると
「ハウスメーカーさんはとりあえず9月契約をして消費税値上げ前の価格を確保したいために、
適当にカーテンをぶち込んでいて、ちっともいいカーテンだとは思えない」
とか「個性がない」とか「ふつうすぎて・・」というコメントも。
背景にあるのは、9月末までにで焦りすぎて、効率重視でやっつけ仕事になっているのではないでしょうか
それを敏感にお客様が感じてしまっているのではないでしょうか。
また、ハウスメーカーで建てられているお客様の中には、
「リビングだけはマルタさんでやりたい!」という嬉しい声もありますが、
リビングだけマルタでやるとお客様にとって、必ずしもいいことにならないのではないでしょうか。
1窓だけマルタでやっていただいても、全体的なイメージ作りが築き上げにくいのです。
例えば、玄関から入ってきて、リビングに来て、その後2階にあがっていく・・ような
「イメージ動線」を描きながら、カーテンスタイルやカラー、アクセントなどをオススメしております。
ところが1カ所だけであると、そういったストーリーが築けず、
「その窓だけの完結した世界」 になりがちなので、相乗効果が得られません。
また多くの窓をトータルでコーディネートさせていただくと、予算配分を工夫していきながら
投資対効果の高いウィンドートリートメントがご提案できますが、「1窓だけ」であると、
予算上の「身動きが取れない」場合も多々、あります。
一方、ハウスメーカー側も最も大事なリビングをマルタでやるとなると、
人間ですからコーディネーターの力の入り具合がマイナスに作用してしまう場合もあるでしょう。
両社とも、「本気を出しにくい状況」 に陥ってしまう可能性が高くなります。
これって施主様にとっていいことではありません
「まかせる」ことが、とっても素敵なコーディネートやスタイル提案ができたりすることって、あるんです。
また、お客様にとっての最も大きなメリットは、
「クロスも床も完成し、ほぼ出来上がった空間の中で、生地をあてたり、光に透かしたり
現場で生地合わせができること」
なのです。
クロスを選ぶ作業をしたことのある方ならば、お分かりいただけるかと思いますが
あんな小さな生地をみても、ちっとも実感もわかないし、決められないのが普通です。
カーテンと同じ柄のサンプルを手に、現場の窓に合わせると、それはほぼイメージ通り。
これがお客様にとっての最大のメリットなのです・・・。
是非一度、マルタのドアを叩いてみてください。
by imaruta | 2013-09-19 22:35 | ◎スタッフの独り言◎