塗り壁とSASAWASHI


 <富士市のカーテン・インテリア専門店マルタのブログです>




 ここ連続的に 
  「塗り壁のリビングにSASAWASHI(ささ和紙)のシェード」の組み合わせ。



 
 厚原のU様邸と・・
 
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 富士宮T様邸。
 
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 厚原のU様は道路に面した大きな掃出し窓。

 窓枠の中にはフジエテキスタイルのWF1504 麻100%のレースに・・ 
 
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 SASAWASHIのシャープシェードを正面つけで組み合わせました。


 道路に面した窓ですが、少し見上げるように窓がありますので、
 麻100%のレースとサッシの反射でほとんど中は見えません。

 日中もSASAWASHIのシェードを少し降ろして、光と目線の調整をする場合もあり、
 完全にシェードを降ろしきってしまう場合もあります。


 SASAWASHIはマルタでしょっちゅうオススメしている素材ですので、
 ご理解していただいている方も多いかと思いますが、ここで復習。






 
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<SASAWASHI>


 和紙を漉き込むときに「くま笹」をフレーク状にしたものも一緒に漉き込んで
 1枚の「和紙」を作り、それを裂き、撚って糸を作り、その糸を織って生地を作ります。




 この生地「SASAWASHI」は、和紙とくま笹という天然素材に由来するものを
 組み合わせた生地・糸ですが、その相乗効果で、全く例のない特徴をもつ
 生地になっているのです。


 ① UVカット90%以上  

   後加工ではなく、糸そのものがUVカットなので、効果が落ちないので
   日焼け防止に最適です。



 ② 毛羽のない繊維なので、ほこりが吸着しない


    ポリエステルなどはすぐにほこりが吸着してしまいますが、
    SASAWASHIは毛羽ないので、ほこりがつきにくい
 
 ③ 高い断熱性

    昔の日本家屋は障子(和紙)だけで仕切られた室内に火鉢などを置いて
    過ごしていました。それだけでも生活できたのは、和紙に高い断熱性が
    あるからなのです。  冬は室内の暖気を逃がさず、夏は外からの熱を
    遮断する素材なのです。
   
    
    現在窓についているブラインドやロールスクリーンに変えて、SASAWASHIの
    シェードをつけると、その断熱性の差に驚かされます。

 ④ 吸湿性

    湿気の多い時期には、塗り壁などと同様、室内の湿気を吸収します。
    SASAWASHIをカーテンで製作した場合、乾季と雨季では
    10cm程度の差がでるくらい、吸湿します


  窓廻りに使えるもので、以上のような機能を併せ持つ素材はないと思います。
  一般的にはレースなどもなしでSASAWASHIだけのシェードで納める場合が
  ほとんどなのですが、今回の2件のケースは「道路に面した窓」ということでした
  ので、枠内にレースをそれぞれつけていただきました。

  欠点としては、吸湿性が優れていることの裏返しで、手の脂などを吸収しやすい
  ということです。

  湿気による伸び縮み、手の脂を吸収するという「欠点」をカバーするために、
  スタイルとしては「シェード」をオススメしています。



  シェードであれば生地に直接触れないので、生地はきれいなまま、
  しかも丈はヒモで吊ってあるのがシェードですので、簡単に丈調整ができます。

  (乾燥時にジャストサイズとして製作、湿気時に生地は伸びますが
   シェードはヒモ吊なので、生地は全体として少しダブつきますが、
   丈は変わりませんし、ほとんど気になりません)



 勿論、和紙なので、塗り壁や土佐和紙などとの相性はバッチリ。





 一方、富士宮のT様邸は、枠内に白地の強いストライプレースを入れ、
 正面付けで「SASAWASHIのシャープシェードの遮光裏地付」に。

 
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 道路側という点では同様ですが、T様邸の場合、交差点の道路に面しているので
 夜間のライトがまぶしいので、SASAWASHIだけですとそれを防ぎきれませんので
 裏に「遮光裏地」をつけました。  これでバッチリです。


 U様邸と同じ「シャープシェード」なのに、T様邸のほうではシャープシェードの
 バーが見えないのはそのせいなのです。





 機能性と天然素材とのマッチングを両立させる素材、
 
 それがSASAWASHIなのです。 

by imaruta | 2013-10-15 00:46 | ★施工現場行って来ました