「勘」と「感性」
<富士市のカーテン・インテリア専門店マルタのブログです>
ちょっと固めのお話。
何かモノを見たときに「感じる言葉」として2つあります。
1つは「勘」。
国語辞典で調べると、
「物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力」
と書いてあります。
感じることは感じるのですが、重きが「判断」に置かれているような
気がします。言い換えると判断するために感じる・・という感じ。
もう一つは「感性」。
国語辞典で調べると、
「 物事を心に深く感じ取る働き。感受性。」
と書いてあります。
「勘」が判断に重きを置かれているのは異なり、
「感性」ではまさに「感じる」ほうにおもきが置かれている
のではないでしょうか。
何かモノを見て、ジュワワワッと染み入るような感覚
何かコトを見て、ドキドキとときめくような感覚
この「感じる」ことこそが「感性」なのでしょう。
問題は「どう感じるか?」
建物を見て、
インテリアを見て、
色をみて、
アートを見て。
「勘」は生まれつきのモノのような気がするが、
「感性」は育まれていくモノのような気がする。
「勘」で人は繋がらないが、「感性」で人は繋がる。
同じような感性の人と交わることは心地よいし、
高く、鋭い感性の人と交わることはとても刺激となる。
ブランドや価格ではなく、
感性でモノやヒトを選択する時代がきているのを
強く感じる今日この頃。
感性を感じるモノやヒトと関わっていきたい。
その1つが、フジエテキスタイル。
新しいコレクションの発表がもうすぐです。
待ち遠しい・・・
by imaruta | 2014-01-21 21:48 | ◎スタッフの独り言◎