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2012年 07月 08日 ( 1 )

「窓から遮熱」・・レース編

今回は「遮熱レース」について。

今あるレースの代わりに掛け替えるだけで遮熱対策ができる・・という点については
最も簡単な、手軽な遮熱対策が「遮熱レース」です。


しかし 色々な種類があり、その効果を比較検討できないのが業界の弱さ・・なのか。
消費者からみると非常にわかりにくい商品となっています。


遮熱レースは、大まかに4種類ぐらいに分けられるでしょうか。

① ステンレススパッタリング(糸表面にステンレスを付着させる)

② 繊維に遮熱効果のある素材を封入し、熱の侵入を防ぐ

③ 繊維と一緒に「遮熱効果のある糸」を一緒に編みこみ、熱の侵入を防ぐ

④ 繊維の上に遮熱効果のある素材を何層にも重ねて熱の侵入を防ぐ





①の代表選手が フジエテキスタイルの遮熱レース
 
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生地の裏側にステンレスを付着させて、反射させる仕組み。

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特に紫外線対策には強く、家具や床などの日焼けには最適です。
赤外線についても反射を促します。

また一定の透け感があり、ドレープも綺麗にでるので、機能性一辺倒ではなく
フジエテキスタイルが選択したのも頷ける素材です。
しかし「遮熱効果と遮蔽性は連動する」、
つまり高い遮熱性のあるファブリックは
遮蔽性(透けない)が高まるの理屈からすると、スパッタリングは遮熱効果のみに
フォーカスすると少し劣るかもしれません。 しかし一定の遮熱効果は期待でき、
しかも カーテンとのバランスも崩さないので、マルタではオススメしております。





②のグループとしては、

帝人ファイバーの「涼しや」と、
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ユニチカの特殊糸「サラクール」。
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「涼しや」は、帝人ファイバーーが開発した、「酸化チタン」を繊維の中に
封入した素材。 フジエテキスタイルの遮熱レースと比べると、透け感は全くと言っていいほど
ありませんが、その分、遮熱効果が高いようです。


遮熱レースについては、かなり主観的な部分が多く、人によっては「涼しく」感じるが
別に人にとっては「全く涼しくなく」感じることもあるので、なかなか比較が難しいの
ですが、昨年マルタで納めさせていただいた結果からみると、「涼しや」は他の遮熱
素材と比べると「涼しくなった!」感が高い気がします。


でもその程度です。



一方、ユニチカの「サラクール」は、繊維の中にセラミックを封入して赤外線をカット、
熱の侵入を防ぐ素材です。  サラクールはユニチカだけにアパレル系などにも多数
取り入れられているようですが、「どの程度とりいれているのか? 何%セラミックが
入っているか?」ということはあまり問われていないようです。 

しかし、そのパーセンテージによって効果の大小が決まってくるので、
同じサラクールを使用しているカーテンでも価格差があるのは
「封入率」の差ではないかと思われます。


我々がお勧めしているアスワンのサラクールは10%以上の封入率で、
一定の遮熱効果も期待できます。






③は 銀ラメ糸を柄の裏面に「編み込んだ」遮熱レース。
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考え方としては②と同じですが、「糸の中に酸化チタンなどの遮熱素材を入れ込み、それを編んだ」モノなのか、「そもそも遮熱効果のある糸をレース本体の糸と一緒に編み込んだのか」の違いです。

あまり詳しいデータはありませんが、多分、②と同じ程度の効果でしょう。




最後に④は、「3層コーティングのレース」。
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これはアスワン独自の商品です。

レース生地に +ウレタンプライマー+ウレタンアルミ+ウレタンオーバーコート と3層構造にして、熱量を反射・吸収して室内に熱量を取り込まない仕組みです。






結果、色々ありますが、
① 遮熱効果
② スタイル
  ~カーテンとバランスが取れない、固めの白のレースでいいのか・・
③ 価格

の3つを比較検討しながらお選びいただければと思います。






詳しくは店頭にて。

by imaruta | 2012-07-08 19:08 | ◎スタッフの独り言◎